有価証券での資産運用には数多くの種類がありますが、その代表的な運用方法として個別銘柄と投資信託があります。
投資先として、このどちらか、もしくは両方を選択されている方は多いのではないでしょうか。
僕自身も個別銘柄と投資信託の両方を保有しているのですが、最近、投資信託の付き合いにくさを感じるようになりました。
というのも、積み立てた投資信託の一部を老後資金や生活費などに充てるため現金化しなければならない状況を考えたとき、その計画を立てにくいと思ったからです。
今回はその理由についてまとめようと思います。
使う時期のことを想像する
いずれ資産を切り崩して現金化していく時が来たときのことを想像してみます。
資産を切り崩して現金化する必要があるとは分かりつつも、やはりこれまで築いてきたものを崩すのは躊躇してしまいそうです。
そんなことを考えたとき、投資信託は付き合いにくそうだなと思いました。
一方、個別銘柄はその点で扱いやすいです。現金化する部分としては配当金を中心に計画を立てられるからです。
現金化の必要額を配当金の総額に収められれば、保有口数は減らさずに現金を作ることができます。
投資信託の使い方
僕の場合、インデックス連動型の投資信託自体は保有していますが、それはもしもの時に使うお金であり、また、そのもしもが来なかった場合は子供たちへの遺産として考えています。
もちろん、税金を発生させずに再投資できる投資信託の方が投資効率は良く、また、ほとんどの個人投資家にとって、インデックス連動型の投資信託で運用した方が良いパフォーマンスが出るという意見も良く理解できますが、上記理由により僕は個別銘柄投資をメインに運用しています。