株式投資を始める時、一番最初にぶつかる壁。それは「どの企業の株を買うか」だと思います。
株を保有している企業が長続きしなければ、損失を出してしまいます。
株式投資をするうえで一番最初にぶつかる壁であり、また、最も重要なところであるといっても過言ではない購入銘柄の選定方法。
今回は僕が実践している方法を紹介します。
銘柄選定のポイント
僕が株を買う際の検討材料としているポイントは以下の5項目が主要なところとなります。
- 参入障壁が大きいこと
- 永続的と考えられる需要があること
- 応援したいと思える起業であること
参入障壁の重要性
参入障壁とは、企業が提供する商品またはサービスのシェア、ブランド力、あるいは企業が持つ技術力などの優位性により、汎用化されにくく、他の企業が参入しにくい状況にあることを言います。
企業の株価が上昇する理由は何か?また、企業が配当金を出し続けられるために必要なことは何か?
それは、企業が利益を上げ続けることです。そして企業が利益を上げ続けるためには、その企業が提供する商品またはサービスが売れ続ける必要があります。
企業が提供する商品またはサービスが売れ続けるためには様々な要素が必要だと思いますが、競争相手が少ないことはとても重要なポイントのはずです。
参入障壁を持っている企業は、他の企業に邪魔されることなく、自らの商品あるいはサービスを売り続けられる優位なポジションにいるといえます。
永続的な需要
世の中に出回る商品やサービスは日々変化しています。また人間の興味もどんどんと変化していきます。
そんな環境の中では、求められる商品やサービスも日々変化していきます。
1年前まで飛ぶように売れていた商品が、今年は店頭に並ばなくなったという話はいつも耳にします。
人気の出ている商品を取り扱っている企業の売り上げは当然伸びますが、来年、その人気が継続しているとは限りません。
ところが中には、何十年も前から同じ商品をほとんど変わることなく提供し続け、売り上げを出している企業があります。
そのような企業は安定的な需要に推し進められる形で利益を出し続け、株主への還元も継続してくれます
決して派手ではないかもしれませんが、長期で見るととても安定的な投資先だと思います。
応援したいと思える企業
僕の中では最も重要なポイントは、その企業を応援したいと思えるかどうかです。
「株を買う心構え」の投稿でも書きましたが、「この企業を応援しよう!」という気持ちはとても大切だと思います。
応援したいと思えるからこそ、一時的に株価が低迷しても株を持ち続けられます。また皆が売るのなら、自分が買い支えて応援しようという気持ちになります。
応援したいと思える企業は、 経営者が魅力的であったり、自分自身が所有または利用したい商品やサービスを提供していたりと、何か光る部分を持っているはずです。
そしてそのような企業は、僕の心を動かしたのと同じように、ほかの人の心も動かし、いつかまた株価も戻ってくるはずです。
銘柄選定と購入時期は分けて考える
ここまでで、僕が銘柄選択の際に重視しているポイントをご紹介しました。
僕は検討している企業がこれらのポイントに当てはまるかを検討し、株を保有したいと思える企業を見つけたとしても、すぐに買うことはほとんどしません。
まずは証券口座のサイトについているお気に入り銘柄登録機能を使って登録しておきます。(ひとまず付箋をつけておくイメージです)
そして、株価が買ってもいいと思える値段になったら買い注文を入れています。
基本的な視点は長期投資
これらの基準を満たす企業の株を持っていると、長期的に株を持ち続けられます。
今後も利益を出し続け、応援したいと思える企業の株を持ち続ければ、複利の力が味方をしてくれるはずです