家計管理

投資資金を作るための家計コントロール

投稿日:2019年2月28日 更新日:

投資をするにはそのための資金が必要です。

僕と同じようなサラリーマン投資家であれば、その資金を給料(家計)から捻出している場合がほとんどではないでしょうか。

今回は僕が実践している投資資金の作り方、さらには家計のコントロール方法をご紹介しようと思います。

給与の振り分けルールを決める!

2019年3月現在、我が家は夫婦共働きで子供は1人です。(正確には、この4月に第二子が産まれる予定となっており、妻は現在産休中)

我が家の家計は僕が管理しており、妻の分も含めた給料をどのように使うかは僕が決めています。

僕が実践している家計コントロールを一言で言うと、「給料の振り分けをを目的別に予め決めておき、給与が入ったら速やかに専用の管理場所へ移す。」です。

この方法を実践するようになってから、投資資金を安定的に積み立てられるようになると同時に、現預金を含めた資産総額の増えるスピードが明らかに加速しました。

我が家における給与の振り分けルールとまとめると以下のようになります。

  • 緊急時に使用することを目的とした現預金として300万円を専用の口座に入れて確保しておく。(貯まるまで最優先に補填)
  • 住宅に関するお金(住宅ローン返済、固定資産税、修繕積立金、繰り上げ返済用資金)を専用口座で管理する。(毎月定額積立)
  • 車に関するお金(自動車保険積立金、自動車税積立金、車検・定期点検積立金、車購入準備金)を専門口座で管理する。(毎月定額積立)
  • 食費・生活雑貨に必要なお金を現金で管理する(必要な金額はこれまでの実績+α)
  • 公共料金、クレジットカードの引き落とし額を専門口座に移す。
  • 家族全員で利用(外食、レジャー、子供出産準備金等)するためのお金を現金で置いておく。(毎月定額積立)
  • 投資するお金を専用口座で管理する。(毎月定額積立)
  • 上記項目の金額を差し引き、夫婦それぞれの口座に残った金額を小遣いとする。

給料が振り込まれた翌日、一斉にそれぞれの管理口座に移します。

そして半年に1回程度、各管理項目の積立額を確認し、予定より少なすぎる・予定以上に積みあがってるなどを確認した上で、必要に応じて積立額をリバランスをします。

給与振り分けのメリット・デメリット

この管理方法にはメリット・デメリットがあります。

■メリット

  • 用途ごとの準備金状況を把握でき、資産状況の問題点を見つけやすい。
  • 家族構成の変更や収入の変化が発生した際の積立金の振り分けをコントロールしやすい。
  • 目標値を設定しやすい。
  • 迷わない。

■デメリット

  • 毎月振り込み操作をする必要がある。
  • 振り込みに手数料がかかる

振り込み操作は面倒に思われるかもしれませんが、僕はもう慣れてしまいました。

振込手数料はただの支出と言われたらその通りです。

ただ、僕の中ではメリットに記載した効果と比較すると取るに足らない管理料として納得しています。

昇給、子供ができる、妻(配偶者)が産育休に入ることによる収入や支出の変化はことあるごとにやってきます。そんな時、キャッシュフローを明確にしておくことで現状の資産配分状況を確認し、振り分けバランスを調整しやすくなります。

積み立ての目標値に対して現状がどうなのかも明確にできます。

現状を明確にできることによって妻(配偶者)への説明と理解も得やすくなります。

その結果、投資を迷わなくなります。

計画を立てやすい環境を作る!

僕は投資を始めて9年目になりますが、投資を開始した頃からこの家計コントロール方法を実践してきました。

投資を始める前は給与が振り込まれる銀行口座くらいしか活用しておらず、ほぼすべてのお金を1つの銀行口座で管理していたのですが、振り返ってみると行き当たりばったりの浪費が多かったなと思います。

1つの場所での一元管理は楽ですが現状が見えにくく、計画が立てにくいため、衝動的な支出をしがちになっていたのだと思います。

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