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【フレアス(7062) 第17期】健全な財務に見えるが、上場直後で読めない真の実力

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2019年6月26日、フレアス(7062)の第17期有価証券報告書が提出されました。

フレアスはマッサージ事業・訪問看護・訪問看護事業を全国に展開する企業です。2019年に上場しました。

今回は有価証券報告書の内容をもとにフレアスの状況をみてみました。

ポイントは以下の2点です。
高当座比率 
上場直後で傾向が読みにくい

※記事に記載している数字について、記載がないものは全て[千円]です。

 

マッサージを中心に事業展開する上場企業

フレアスは2019年に上場したマッサージ事業・訪問看護事業を全国に展開する企業です。

特に注目したいのがマッサージ事業です。国家資格を有するあん摩マッサージ指圧師を直接雇用し、高付加価値なマッサージを施工しています。

高齢化社会が進む日本において、機能回復を見込める高付加価値なマッサージを保険適用で提供できる点は、顧客の増加と継続利用が見込める可能性があると思います。 

 

気になる利益率の低さ

当期の情報を見る限り、売上高に対する当期純利益は5%弱と、物足りない水準です。

当社は2019年に上場したため、財務諸表の情報は当期のものだけしか確認できません。特に当期は営業外費用として「株式公開費用」が一千万円強計上されているなど、少々バタついた数字になっているように思います。

実際の実力の程は来期以降の利益がどのような推移を辿るのかによりそうです。 

高当座比率の安心感

貸借対照表で目に付くのは、何といっても流動資産の比率の高さです(約95%)。負債の総額も流動資産に対して低水準のため、財務状況は健全に見えます。 

ここで、流動資産にどのような科目が計上されているかを確認し、流動資産の質に目を向けてみます。以下には流動資産に計上されている科目のうち、金額の大きなものから上位3位までをピックアップし、その割合を表したグラフです。 

税体に対する割合のトップは現金及び預金で、約13.6億円と全体の約60%を占めています。これは流動負債と固定負債を合計した金額より大きく、財務状況としては健全な状況であることが分かります。

 

キャッシュインはしっかり

キャッシュフロー計算書を見ると、しっかりと営業活動によるキャッシュフローが発生していることが分かります。 

気になる点としては、財務活動によるキャッシュフローがプラス(キャッシュイン)として出ている点です。この理由を確認するため、財務活動によるキャッシュフローの内訳をグラフにしてみました。

財務活動によるキャッシュフローがプラスになっている理由としては、株式発行による収入が約4億2千万円あったためのようです。

当期は上場を果たした期のため、その資金調達に伴うキャッシュインが出ているということになります。

 

まとめ

フレアスは2019年に上場したマッサージ事業・訪問看護事業を全国に展開する企業です。機能回復のためのマッサージや訪問看護・介護事業は、少子高齢化が進む日本においても需要が期待できる分野ではないかと思います。

ただし需要が期待できると言うことは同業他社も続々と参入してくる可能性があります。その点を、上場したという実績をいかにブランド力に繋げていけるかがポイントになるのではないかと考えています。

いずれにしても、まだまだ上場したばかりです。現時点で入手できる情報だけでは当社の利益・財務体質を把握できないため、今後の動向に注目したいところです。

 



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